チワポメの飼い方完全ガイド!しつけのコツ【初心者必見】
【はじめに】チワポメ(ポメチワ)は初心者でも飼いやすい?
「チワポメって、小さくて本当にかわいい!でも、ミックス犬って飼うのが難しいのかな…」「初めて犬を飼うけど、ちゃんとしつけできるか不安…」
ポメラニアンのふわふわな毛並みと、チワワのうるうるとした瞳。その両方の魅力を受け継いだチワポメ(ポメチワ)は、見る人の心を一瞬で掴んでしまう魔法のような犬種です。しかし、その愛くるしさの裏で、飼い方やしつけについて不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください!チワポメは、ポイントさえ押さえれば初心者の方でも非常に飼いやすい犬種です。この記事では、元トリマーで多くのチワポメと接してきた私が、あなたの不安を解消し、最高のパートナーシップを築くための「飼い方の全て」を徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、チワポメとの素敵な未来が、はっきりと見えているはずですよ!
1. チワポメ(ポメチワ)ってどんな犬?特徴と性格を深掘り
基本的な特徴:大きさ・体重・寿命
チワポメは、その名の通りポメラニアンとチワワから生まれたミックス犬です。両親ともに小型犬なので、チワポメもコンパクトなサイズ感が魅力です。
- 分類:超小型犬~小型犬
- 成犬の体重:約2kg~4kg
- 成犬の体高:約18cm~28cm
- 寿命:12年~15年程度
個体差はありますが、基本的にはマンションやアパートでも飼いやすいサイズです。寿命も比較的長いので、長い時間を共に過ごせる大切な家族になります。
性格はまさに「いいとこ取り」!でも注意点も
チワポメの性格は、まさにポメラニアンとチワワの「いいとこ取り」と言われます。
【ポメラニアンから受け継いだ性格】
- 明るく社交的
- 遊ぶのが大好きで活発
- 好奇心旺盛
【チワワから受け継いだ性格】
- 飼い主に忠実で愛情深い
- 勇敢でちょっぴり頑固
- 警戒心が強い
基本的には、飼い主さんにはデレデレの甘えん坊で、一緒に遊ぶのが大好きな陽気なパートナーです。ただ、チワワ譲りの警戒心の強さから、知らない人や物音に対して「無駄吠え」しやすい傾向も。これは、子犬の頃からの「社会化」トレーニングでしっかりカバーできるので、後ほど詳しく解説しますね。
豊富な毛色と可愛い見た目のバリエーション
チワポメの魅力は、なんといってもその見た目のバリエーションの豊かさ!毛色はクリーム、オレンジ、ブラックタン、ホワイトなど本当に様々。毛質もポメラニアン寄りのフワフワなダブルコートの子もいれば、チワワ寄りのスムースな毛質の子もいます。
「うちの子はどんな風に成長するんだろう?」と、成長過程を楽しめるのもミックス犬ならではの醍醐味です。
2. チワポメを迎える前に知りたい!飼育環境の整え方
お迎えの準備:これだけは揃えたい必須グッズ
可愛いチワポメを迎える前に、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。最低限、以下のグッズは用意しておくと安心です。
- ケージ・サークル:自分だけの安心できる空間になります。
- トイレトレー・シート:最初はたくさん使うので多めに準備を。
- ベッド:ふかふかで落ち着ける寝床を用意してあげましょう。
- 食器・給水器:高さが調節できるタイプがおすすめです。
- 子犬用フード:栄養バランスの取れた高品質なフードを選びましょう。
- おもちゃ:ストレス発散やコミュニケーションに役立ちます。
特に子犬用フードは、健康な体作りの基本です。どれを選べばいいか分からない…という方には、小粒で栄養価の高い「プレミアムドッグフード【ミシュワン小型犬用】」がおすすめです。獣医師も推奨しており、食いつきの良さも評判ですよ。
室内飼いで注意すべき3つのポイント
①床の滑り対策は必須!
チワポメのような小型犬は、膝のお皿がずれてしまう「膝蓋骨脱臼(パテラ)」になりやすい犬種です。フローリングの床は、足腰に大きな負担をかけます。滑り止めのマットやカーペットを敷くなど、必ず対策してあげてください。これは怪我の予防だけでなく、将来の治療費を抑えることにも繋がります。
②誤飲・感電の危険から守る
好奇心旺盛な子犬は何でも口に入れてしまいます。人間の食べ物はもちろん、電気コードや小さなアクセサリーなど、床に危険なものを置かないように徹底しましょう。特に留守番中は、ケージやサークルに入れることで事故を防げます。
③高所からの転落に注意
体が小さいチワポメは、ソファやベッドからの飛び降りでも骨折してしまう危険があります。ペット用のスロープやステップを設置して、安全に上り下りできるように工夫してあげましょう。可愛いデザインのものも多く、インテリアの邪魔になりません。
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3. 初心者でも安心!チワポメのしつけ3大ポイント
賢いチワポメはしつけが入りやすい犬種ですが、甘やかしすぎると頑固な一面が出てくることも。子犬のうちに、愛情を持って根気強く教えることが大切です。
①トイレトレーニングは「成功」を褒めるゲーム
トイレトレーニングは、お家に迎えたその日からスタートです。失敗を叱るのではなく、「成功した時に大げさなくらい褒める」のが最大のコツ。
- タイミングを見計らう:寝起き、食後、遊んだ後など、ソワソワし始めたらトイレのサイン!
- トイレに誘導:優しくトイレトレーに連れて行きます。
- 成功したら褒めちぎる:「すごい!天才!」とおやつをあげながら、たくさん褒めてあげましょう。
もし失敗しても、黙って静かに片付けるだけ。叱ると「排泄=悪いこと」と勘違いして、隠れてするようになってしまいます。焦らず、根気強く続けましょう。
②無駄吠え対策は「社会化」がカギ
警戒心の強いチワポメの「無駄吠え」に悩む飼い主さんは少なくありません。この対策に最も有効なのが、子犬期の「社会化」です。
ワクチンプログラムが終わったら、色々な人や犬、物音、場所に慣れさせましょう。抱っこ散歩から始めて、外の世界は怖くないと教えてあげます。インターホンや来客に吠える場合は、「吠えたら無視、静かになったら褒める」を徹底することで、「吠えても意味がない」と学習してくれます。
③信頼関係を築くコミュニケーション
しつけの基本は、飼い主さんとの信頼関係です。毎日5分でもいいので、一緒に遊ぶ時間を作りましょう。ブラッシングなどのお手入れも、優しく声をかけながら行うことで、大切なスキンシップの時間になります。
あなたの愛情が伝われば、チワポメは最高のパートナーになろうと一生懸命になってくれますよ。
4. チワポメの健康管理:お手入れと注意したい病気
ふわふわ被毛を保つブラッシングのコツ
チワポメの美しい被毛を保つため、ブラッシングは欠かせません。特に換毛期は抜け毛が増えるため、できれば毎日、少なくとも週に2〜3回は行いましょう。毛玉を放置すると皮膚炎の原因になることも。
スリッカーブラシで全体の毛をとき、コームで仕上げるのがおすすめです。もつれやすい耳の後ろや脇の下は、特に丁寧にとかしてあげてくださいね。
チワポメがかかりやすい病気と予防法
ミックス犬は比較的丈夫と言われますが、両親の犬種がかりやすい病気には注意が必要です。
- 膝蓋骨脱臼(パテラ):前述の通り、床の滑り対策や段差対策、肥満防止が重要です。
- 気管虚脱:気管が潰れて呼吸が苦しくなる病気。「ガーガー」というアヒルのような咳が特徴。首に負担をかけないよう、首輪ではなくハーネス(胴輪)を使いましょう。
- 歯周病:小型犬は歯が小さく歯周病になりやすいです。子犬の頃から歯磨きの習慣をつけましょう。
日頃から愛犬の様子をよく観察し、少しでも異変があればすぐに動物病院を受診することが大切です。
もしもの備えに「ペット保険」という選択肢
「動物病院の治療費って、思ったより高額…」というのは、多くの飼い主さんが感じることです。突然のケガや病気で、高額な治療費が必要になることも少なくありません。
そんな「もしも」の時に、経済的な負担を気にせず、愛犬に最善の治療を受けさせてあげるためのお守りがペット保険です。月々1,000円台から入れるプランもあり、お迎えと同時に加入を検討することをおすすめします。
まとめ:チワポメは最高の家族!愛情を注いで迎えよう
今回は、チワポメの飼い方やしつけのコツについて、初心者の方にも分かりやすく解説しました。
確かに、しつけやお手入れなど、犬と暮らすには責任が伴います。しかし、チワポメがくれる愛情や癒し、共に過ごす楽しい時間は、何にも代えがたい宝物になるはずです。
この記事で得た知識を武器に、ぜひチワポメとの素晴らしい生活をスタートさせてください。あなたの家族に、小さくて愛しい天使が舞い降りることを心から願っています。
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