マルプーは毛が抜けない?プロ直伝の真相と抜け毛対策
「マンションで飼いたいけれど、部屋が毛だらけになるのは困る…」
「家族に軽度のアレルギーがあるから、抜け毛の少ない犬種を探している」
天使のような愛らしさで大人気のマルプー。SNSや口コミで「毛が抜けない」と聞いて興味を持った方も多いのではないでしょうか。
しかし、結論から言うと「全く抜けない」というのは間違いです。
「えっ、話が違う!」と焦らないでください。正しい知識とほんの少しのコツさえ掴めば、マルプーは数ある犬種の中でも圧倒的に抜け毛のストレスが少ないパートナーになります。
この記事では、年間100頭以上のわんちゃんと接するプロの視点から、マルプーの抜け毛のリアルな事情と、今日からできる効果的なケア方法を徹底解説します。
これを読めば、黒い服を着て抱っこしても毛がつかない、そんな理想的なマルプーとの生活が具体的にイメージできるようになりますよ。
そもそもマルプーはなぜ人気?毛の特徴と魅力
マルプーは、純白の被毛を持つ「マルチーズ」と、巻き毛が特徴の「トイプードル」を掛け合わせたミックス犬です。
実はこの両親、どちらも「抜け毛が少ない犬種」の代表格。その最強のDNAを受け継いだマルプーは、まさに室内飼育のために生まれたような「奇跡のハイブリッド犬」なのです。
親犬から受け継いだ「毛」のメリット
マルプーの被毛には、両親の長所が色濃く反映されています。
- マルチーズ譲り:シルクのような手触りの良さ
- トイプードル譲り:カールした毛質による抜けにくさ
この2つが組み合わさることで、「ふわふわで触り心地が良いのに、部屋を汚しにくい」という、飼い主さんにとって夢のような特徴を持っています。
【真相】マルプーの毛が「抜けない」と言われる3つの理由
「抜け毛が少ない」という噂は本当です。では、なぜ他の犬と違って毛が抜けないのでしょうか?そこには生物学的な明確な理由があります。
1. 換毛期がない「シングルコート」構造
これが最大の理由です。犬の被毛構造には以下の2種類があります。
- ダブルコート(柴犬など):「下着」と「上着」の2層構造。春と秋に大量に毛が生え替わる(換毛期)。
- シングルコート(マルプー):「上着」だけの1層構造。換毛期がなく、人間の髪の毛のように一定のサイクルで少しずつ抜けるだけ。
マルプーは両親ともに「シングルコート」です。そのため、季節の変わり目に部屋中が毛だらけになるような大惨事は起こりません。
2. 巻き毛が抜け毛をキャッチする
多くのマルプーは、トイプードル譲りのカール(巻き毛)やウェーブを持っています。
この形状がポイントです。もし毛が自然に抜けたとしても、周りの巻き毛が「マジックテープ」のように抜けた毛を絡め取ってくれるのです。その結果、床に落ちる前に体に留まるため、「部屋に毛が落ちていない」と感じるわけです。
3. 毛質のタイプによる違い
ミックス犬であるマルプーは、個体によって毛質が異なります。プロの経験上、以下の傾向があります。
- プードル寄り(強い巻き毛):最も抜け毛が落ちにくいタイプ。
- マルチーズ寄り(直毛・ゆるふわ):サラサラしている分、プードル寄りよりは多少抜け毛が落ちやすい。
「絶対に毛を落としたくない!」という方は、お迎えする際に巻き毛が強めの子を選ぶのも一つの手です。とはいえ、どの子を選んでも柴犬やゴールデンレトリバーに比べれば、抜け毛の量は「雲泥の差」で少ないと言えます。
注意!抜け毛が「多い」と感じたら?5つの危険信号
普段は抜け毛が少ないマルプーですが、急に「最近、毛がよく落ちるな…」と感じたら要注意。それは体からのSOSかもしれません。
考えられる主な原因
- ストレス:環境の変化や長時間の留守番は、犬にとって大きなストレス。自律神経が乱れ、脱毛に繋がります。
- 栄養バランスの乱れ:安価なフードや人間の食べ物は、毛を作るタンパク質不足を招き、毛艶を悪くさせます。
- 皮膚トラブル:ノミ・ダニやアレルギー性皮膚炎。痒くて掻きむしることで毛が抜けてしまいます。
- ホルモン異常:甲状腺などの病気により、左右対称に毛が抜けることがあります。
- お手入れ不足:これが意外と多い原因です。ブラッシング不足で蒸れてしまい、皮膚環境が悪化しているケースです。
もし、「10円玉ハゲのような脱毛がある」「皮膚が赤い」「フケが多い」といった症状があれば、迷わず動物病院を受診してください。
抜け毛ゼロを目指す!プロ直伝「マルプーのお手入れ術」
マルプーの「抜けないメリット」を最大限に活かすには、飼い主さんによるケアが不可欠です。
実は、マルプーには「毛玉ができやすい」という唯一の弱点があります。抜けた毛が体に留まる分、ブラッシングをしないとフェルト状に固まってしまうのです。
ここでは、初心者でもできる「美しい毛並みを保つケア」を紹介します。
【最重要】毎日のブラッシング習慣
ブラッシングは、抜け毛対策だけでなく、愛犬とのコミュニケーションタイムです。1日5分で構いません。
特に「耳の後ろ」「脇の下」「内股」は擦れて毛玉になりやすい魔のゾーン。ここを重点的にチェックしましょう。
失敗しないブラシの選び方
道具選びを間違えると、犬が痛がってブラッシング嫌いになってしまいます。プロが愛用するのは、皮膚を傷つけにくい高品質なスリッカーブラシです。
特におすすめなのが、多くのトリマーが絶賛するこちらのブラシ。ピンが柔らかく、肌当たりが優しいので、初心者さんでも安心して使えます。
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仕上げには「コーム(くし)」を通すと完璧です。スリッカーで取りきれなかった細かな毛玉を見つけることができます。
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1〜2ヶ月に1回のトリミング
マルプーの毛は伸び続けます。「そろそろモサモサしてきたな」と思ったらトリミングサロンへ。目安は1ヶ月〜1.5ヶ月に1回です。
プロにお任せすることで、皮膚の状態チェックも同時にできます。「テディベアカット」や「アフロカット」など、愛犬に似合うスタイルを探すのも楽しみの一つですよ。
低刺激シャンプーで皮膚バリアを守る
シャンプーのしすぎは逆効果。皮膚の油分を落としすぎて、かえってフケの原因になります。頻度は月に1〜2回で十分です。
マルプーは皮膚がデリケートな子が多いので、洗浄力の強すぎる人間用シャンプーはNG。必ず犬用の、それも低刺激なものを選んであげてください。
「散歩で汚れちゃったから軽く洗いたい」という時にも使える、毎日洗っても大丈夫なほど優しい成分のシャンプーがこちらです。
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アレルギーでも大丈夫?マルプーとアレルギーの本当の関係
「犬アレルギーでもマルプーなら大丈夫ですか?」
これは非常によくある質問です。
結論としては、「他の犬種よりは症状が出にくいが、100%安全ではない」です。
アレルギーの原因物質(アレルゲン)は、毛そのものだけでなく、「フケ」「唾液」「尿」にも含まれます。マルプーは毛が飛び散りにくいため、結果としてフケなどのアレルゲンも部屋中に拡散しにくいというメリットがあります。
アレルギー持ちの方がマルプーと暮らすためのポイントは以下の3つです。
- こまめな掃除:掃除機だけでなく、拭き掃除で床のアレルゲンを除去する。
- 空気清浄機:舞い上がった見えない微粒子をキャッチする。
- 事前の相性確認:お迎えする前に、ブリーダーやペットショップで実際に抱っこをして、体調に変化がないか必ず確認する。
しっかり対策をすれば、アレルギーがあってもマルプーと幸せに暮らしている方はたくさんいらっしゃいます。
【まとめ】マルプーは正しいケアで最高のパートナーになる
マルプーの抜け毛について解説してきましたが、いかがでしたか?
- マルプーは「シングルコート」で抜け毛が非常に少ない。
- 抜けた毛は体に留まりやすいため、こまめなブラッシングが必須。
- 急な抜け毛は、ストレスや病気のサインの可能性も。
- 適切なケアで、アレルギーのリスクも最小限に抑えられる。
抜け毛が少ないということは、部屋が汚れないだけでなく、「いつでも思いっきり抱きしめられる」ということ。
毎日のちょっとしたブラッシングの時間さえも、愛犬との絆を深める愛おしい時間になるはずです。ぜひ、マルプーとの清潔で快適な、そして笑顔あふれる毎日をスタートさせてくださいね。







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