愛犬が輝く!マルプーの人気カットと自宅ケア術
ふわふわ、もこもこで、まるでぬいぐるみのような愛らしいマルプー。そのユニークな魅力に心を奪われている飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかしその一方で、「うちの子の毛質に似合うカットは?」「毛玉ができやすくてお手入れが大変…」といったトリミングに関する悩みを抱えていませんか?
マルプーの被毛は、マルチーズ譲りのシルクのような直毛と、トイプードル譲りのカールした巻き毛、両方の特徴を受け継ぐ可能性があり、一頭一頭に個性があります。 だからこそ、その子に合ったカットスタイルを見つけることが、マルプーの魅力を最大限に引き出す鍵となるのです。
この記事では、プロのWebライターが、人気のカットスタイルから、初心者でも安心の自宅でできるケア方法、さらにはトリミングサロン選びのポイントまで、マルプーのトリミングに関する情報を徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたの愛犬にぴったりのスタイルが必ず見つかり、毎日のお手入れがもっと楽しく、もっと簡単になります。さあ、一緒にあなたのマルプーを最高に輝かせる方法を見つけましょう!
マルプーのトリミングはなぜ必要?基本の「キ」を解説
そもそも、なぜマルプーには定期的なトリミングが欠かせないのでしょうか。まずはその理由と、知っておきたい基本情報から見ていきましょう。
被毛の特徴:抜け毛が少ないけど、伸び続ける毛
マルプーは、両親であるマルチーズとトイプードルの両方が「シングルコート」という被毛タイプのため、換毛期がなく抜け毛が非常に少ない犬種です。 そのため、犬アレルギーを持つ人でも比較的飼いやすいと言われています。しかし、毛が抜けない代わりに、人間の髪の毛のように伸び続けるという特徴があります。放置してしまうと、毛が絡まって毛玉になったり、目に入って眼病の原因になったりすることも。美しい被毛と健康を維持するために、定期的なカットが不可欠なのです。
トリミングの頻度と料金相場
マルプーのトリミングに最適な頻度は、月に1回が目安です。 毛が伸びる速さやカットスタイルにもよりますが、少なくとも1〜2ヶ月に1回はサロンに連れて行ってあげましょう。料金相場は地域やサロンによって異なりますが、大体7,000円〜10,000円前後が一般的です。 もちろん、デザイン性の高いカットや、毛玉の量によっては追加料金がかかる場合もあります。
子犬のトリミングデビューはいつから?
子犬を家族に迎えたら、「いつからトリミングに連れて行っていいの?」と気になりますよね。一般的に、ワクチンプログラムが終了する生後3ヶ月以降から受け入れているサロンが多いです。 しかし、子犬にとって初めての場所や経験はストレスになりやすいため、無理は禁物。 まずはブラッシングなどで人に体を触られることに慣れさせ、サロンには事前に子犬であることを伝えて、負担の少ない範囲でお願いするのが良いでしょう。
【写真で解説】マルプーの人気カットスタイルTOP5
ここでは、マルプーの魅力を最大限に引き出す、人気の高いカットスタイルを5つ厳選してご紹介します。愛犬の毛質やあなたのライフスタイルに合わせて、お気に入りのスタイルを見つけてください。
1. 不動の人気No.1!「テディベアカット」
その名の通り、まるでテディベアのぬいぐるみのような愛らしさで、マルプーの定番スタイルとして絶大な人気を誇ります。 顔周りをふんわりと丸く、マズル(鼻口部)も丸くカットするのが特徴で、くりっとした瞳を際立たせてくれます。どんな毛質のマルプーにも似合いやすく、可愛らしさを追求したい飼い主さんに一番おすすめです。
2. お手入れ楽ちん!「ショートカット(サマーカット)」
全身の毛を短くスッキリと整えるスタイルです。 毛が絡まりにくく、汚れもつきにくいため、自宅でのお手入れが格段に楽になります。特に、活発でよく動き回る子や、暑い夏場の熱中症対策としても非常に有効です。 忙しい飼い主さんや、清潔さを保ちたい方にぴったりの実用的なカットと言えるでしょう。
3. おしゃれ上級者向け「マッシュルームカット」
頭頂部から耳にかけての毛を長く残し、マッシュルームのような丸いシルエットを作るおしゃれなスタイルです。 顔と頭の境目がなく、個性的な印象を与えます。毛量が多く、プードル寄りのカールした毛質を持つ子によく似合います。 形を維持するためにはこまめなブラッシングが欠かせませんが、他とは違うスタイルを楽しみたい方におすすめです。
4. 女の子に大人気!「トップノット」
頭の上の毛を長く伸ばし、リボンやゴムで結ぶ可憐なスタイルです。 マルチーズのスタンダードなスタイルでもあり、上品で可愛らしい雰囲気を演出できます。 結ぶリボンの色やデザインを変えることで、手軽にイメージチェンジを楽しめるのも魅力の一つです。
5. 足元清潔!「ブーツカット」
足の付け根から先に向かって毛を広げるようにカットし、ブーツを履いているように見せるスタイルです。足先は短く刈り上げるため、散歩などで汚れやすい足元を清潔に保つことができます。スタイリッシュな見た目と実用性を兼ね備えたカットです。
プロに聞く!今日からできるマルプーの自宅ケア術
美しいカットスタイルを長持ちさせ、愛犬の健康を守るためには、サロンでのトリミングだけでなく、日々の自宅でのケアが非常に重要です。ここでは、自宅でできる簡単なお手入れのコツをご紹介します。
すべての基本!「ブラッシング」
マルプーのケアで最も大切なのが、毎日のブラッシングです。細くて絡まりやすい毛質のため、少しサボるだけで頑固な毛玉ができてしまいます。毛玉は見た目が悪いだけでなく、皮膚が引っ張られて痛みを感じたり、通気性が悪くなって皮膚炎の原因になったりすることもあります。
- 使うべき道具:まずは、毛のもつれを優しくほぐす「スリッカーブラシ」と、仕上げに毛並みを整える「コーム」の2種類を揃えましょう。
![]() |
価格:2420円~ |
![]() |
価格:580円 |
- ブラッシングのコツ:力を入れすぎず、毛の根元から毛先に向かって優しくとかします。特に毛玉ができやすい耳の後ろ、脇の下、内股は念入りに行いましょう。
初心者でも安心「部分カット」の注意点
全身のカットはプロに任せるのが安心ですが、伸びてきた部分の簡単なメンテナンスは自宅でも可能です。
- 挑戦しやすい場所:目にかかりそうな顔周りの毛、伸びて滑りやすくなる足裏の毛、排泄物で汚れやすいお尻周りの毛などがおすすめです。
- 注意点:必ず先の丸い、犬用のハサミやバリカンを使用してください。 人間用のハサミは切れ味が鋭すぎたり、先端が尖っていたりして危険です。犬が動かないようにしっかり保定し、皮膚を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。少しでも不安な場合は、無理せずプロにお任せください。
サロンと自宅ケアの上手な組み合わせ方
「自宅ケアだけでは不安」「でも毎月サロンは経済的に…」と感じる方もいるでしょう。そんな時は、トリミングサロンと自宅ケアを上手に組み合わせるのがおすすめです。例えば、2ヶ月に1回はサロンで全身を綺麗にカットしてもらい、その間は自宅でのブラッシングや部分カットで清潔な状態をキープするという方法です。この方法なら、愛犬の快適さを保ちながら、費用も抑えることができます。
失敗しない!トリミングサロン選びの3つのポイント
大切な愛犬を預けるトリミングサロン。どこを選べば良いか悩みますよね。ここでは、安心して任せられるサロンを選ぶための3つのポイントをご紹介します。
- 経験と知識が豊富か
マルプーはミックス犬のため、毛質に個体差があります。 その子の毛質や骨格に合ったカットを提案してくれる、経験豊富なトリマーさんがいるサロンを選びましょう。事前に口コミサイトやSNSで評判を確認するのも良い方法です。 - コミュニケーションが取りやすいか
「こんな風にしてほしい」というこちらの要望を丁寧にヒアリングしてくれるか、愛犬のサロンでの様子を詳しく教えてくれるかなど、トリマーさんとのコミュニケーションの取りやすさも重要です。愛犬の性格や苦手なことを事前に伝えておくと、より安心して任せられます。 - 清潔で安全な環境か
店内が清潔に保たれているか、使用する器具の衛生管理は徹底されているか、犬が脱走する危険はないかなど、安全面もしっかりチェックしましょう。初めて利用する際は、一度見学させてもらうと安心です。
まとめ
マルプーの魅力を最大限に引き出すためには、その子に合った定期的なトリミングと、日々の愛情のこもったケアが欠かせません。この記事でご紹介したカットスタイルやお手入れ方法を参考に、ぜひあなたの愛犬にぴったりのスタイルを見つけてあげてください。
トリミングは、単に見た目を美しくするだけでなく、愛犬の健康を守り、快適な生活をサポートするための重要な時間です。信頼できるトリマーさんと相談しながら、あなたと愛犬の暮らしがもっと豊かで楽しいものになることを願っています。
コメント